技術の進化により「全てがつながりつつある」世の中において、数あるネットワークオーディオ規格の中でも高い信頼性を有する規格、それがDanteです。すでにあらゆるマーケットにて多数のメーカーにより、無数の製品に導入されているDanteは、デジタルメディアネットワークの業界標準となりつつあります。
“Ready-to-Use” (すぐに使用可能な) Dante Brooklyn IIモジュールは、豊富な機能を備え、かつ高い汎用性が製品の新旧を問わず、Danteへのスムーズな対応をサポートします。同一ネットワーク上に存在するDanteオーディオデバイスとの、最大64チャンネルの双方向デジタルストリーミングが可能です。オンボードのMicroBlaze CPUはLinux環境が使用できるため、デバイスおよびネットワークの制御や監視用の埋め込みアプリケーションの開発が可能です。また幅広いインターフェイスに対応、かつAudinateの優れたソフトウェアツールキットが効率のよい開発をサポートし、製品リリースまでの時間を大幅に短縮します。
“Ready-to-use” Brooklyn II モジュールは、同一ネットワーク上に存在するDanteオーディオデバイスとの間で、最大64 チャンネルの双方向デジタルストリーミングを実現するDanteインターフェイスです。
極小サイズながら、+/- 1 μSecの同期精度および極めて低いレイテンシーなど、Brooklyn II は驚くべきパワーとパフォーマンスを提供します。簡単なセットアップとインストールをはじめ、直感的な操作、柔軟な構成、パフォーマンスモニターなどの優れた性能、機能をもつBrooklyn IIは、 業務用音響機器メーカーやプロの間で最も選ばれる、Danteのすべての機能に対応しています。
強力なFPGAエンジンとオンボードマイクロプロセッサを搭載したBrooklyn IIは、効率的なソフトウェア開発を実現する、総合的なアプリケーション環境を提供します。Brooklyn IIは高解像度かつ低ジッターの内蔵クロック、もしくは外部クロックの使用が可能で、いずれも標準的なサンプリング周波数である、44.1, 48, 88.2, 96, 176.4, 192kHzに対応しています。
Brooklyn II モジュールには、Audinateが培ったネットワーク技術が詰め込まれており、膨大な種類のツールと豊富なオプション等、さらに大きな可能性を持つツールキットが搭載されています。シンプルなソフトウェア開発環境により、機能や操作のカスタマイズが非常に柔軟に行えます。
Dante API およびその他の 製品開発キット (PDK) により、オートルーティングやシグナル・ラベリング、また、コントロールやモニタリングを行うカスタムソフトウェアの開発が可能。
サンプリング周波数 | 44.1 / 48/88.2 / 96 / 176.4 / 192kHz |
オーディオチャンネル入出力 (44.1/48kHz) | 最大64x64チャンネル |
オーディオチャンネル入出力 (88.2/96kHz) | 最大32x32チャンネル |
オーディオチャンネル入出力 (176.4/192kHz) | 最大16x16チャンネル |
オーディオフロー入出力 | 最大32x32 同時ストリーム |
デジタルオーディオフォーマット | TDM, I2S |
オーディオ伝送フォーマット: | Dante Audio over IP, AES67 RTP |
ビットレート | 16, 24, 32-bit |
オーディオバッファリング | チャンネル当たり最大 2000 サンプル |
クロック | 内蔵ワードクロックまたは外部ワードクロック |
フォームファクター | カードエッジモジュール4.5cm x 6cm |
FPGA | 高性能Xilinx Spartan6 FPGA |
マイクロプロセッサ | ソフトコアMicroBlazeプロセッサ |
クロック | 高品質・低ジッターSiLabs搭載 |
イーサネット | イーサネットPHY用 標準RGMII/MIIインターフェイス、またはスイッチチップ |
電源 | 最大 2W @ 3.3VDC |
接続コネクター | Mini-PCI |
コントロールインターフェイス | SPIマスターおよびスレーブ; GPIO; I2C |
ネットワーク | RGMII/MII |
Brooklyn IIのデータシートのダウンロード
› Dante は統合、インストールが簡単かつ使いやすくできております。 Dante により、単一、標準 IP ネットワーク上でシステム全体のためのメディアと管理が統合されます。